実は海底には潜水艦を探知するためのケーブルがある!?

海中で隠密行動するために作られた乗り物が潜水艦です。海中を進む潜水艦を探知するのは現在の技術でも非常に困難な事となっています。そんな海の忍者である潜水艦を探知するために海中には潜水艦探知用のケーブルが敷かれていることをご存知でしょうか?

米軍の「SOSUS」

軍事力で世界最強を誇っている米軍ですが、潜水艦探知用ケーブルである「SOSUS」を世界で最初に敷設したのも米海軍です。当時はソ連(現ロシア)の潜水艦を発見する目的で大学や研究所と共同で極秘開発されました。ケーブルにはパッシブソナーが搭載され、水中の地形を考慮し最適な位置に敷設されるため一般の船であれば数百キロ離れた位置でも探知できるとのことです。

運用方法としてはケーブルが潜水艦らしきものを探知した場合、哨戒機を急行させソノブイや磁気探知などを使い正確に潜水艦位置を特定し撃破するという流れです。自衛隊でも運用されているP-3哨戒機はSOSUSとの連携を考えて作られているそうです。

SOSUSは潜水艦探知だけでなくクジラの鳴き声や海底火山の噴火など軍事的な目的以外でも活躍しているようです。

海上自衛隊も使っている

日本の海上自衛隊も固定の潜水艦探知装置を水中に設置してあるそうです。ただ設置場所や設置数はほとんど公開されておらず、わかっているのは津軽海峡対馬海峡には設置してあるという事です。しかし、島国である日本は海洋からの敵が非常に脅威となるので様々なところに設置してあるのだと思います。

ちなみにSOSUSの日米一体運用はしていないとの事なので日本はSOSUSのセンサー情報を得ることは出来ないのでしょう。