日本の空はどうやって守っている?

日本をミサイルや航空機の領空侵犯の脅威から守るため、いち早く脅威の接近を検知するため日本には高性能な防空レーダーが配備されています。

レーダーから受けた情報でどのように自衛隊が対処し日本を守っているのか調べてみました。

領空と防空識別圏とは?


まず、領空と防空識別圏の紹介をします。

領空識別圏ですが、ニュースなどで航空自衛隊のスクランブル発進回数が何回だった等報道されます、航空自衛隊はこの防空識別圏に侵入してきた航空機に対してスクランブル発進を行っています。日本の防空識別圏は沿岸部から400km~600kmまでの範囲で設定されているようです。この防空識別圏に他国籍航空機が入ったら自衛隊は何をしているのかというと、追い返します。その際、攻撃はしません。航空機に近づき無線で「ここは日本の防空識別圏です、これ以上行くと領空に入ってしまいますよ」と直ちに出ていくように警告をしています。

領空は沿岸部から22kmの範囲、ほぼ領土の範囲のことを言います。上空は大気圏までということで他の国の上空を飛びたければ宇宙空間まで行く必要があります。領空は防空識別圏と違い侵入してきた航空機に対し強制着陸をさせる又は、撃墜することが可能です。ですが自衛隊は法律によって「強制着陸」か「退去」させるかの2つしかありません。そのため威嚇射撃などは可能ですが、相手が何もしてこなければ撃墜はしてはいけないとなっています。

空中戦では先手必勝といわれるのですがね。。。

日本の防空レーダー


防空識別圏に入ってくる航空機はどのようにして見つけるのかということですが、自衛隊の人が望遠鏡をのぞいているわけもなく高性能なレーダーによって探知しています。

地上に設置してあるレーダーは「レーダーサイト」と呼ばれ、沿岸部や山の頂上など全国各地に設置してあり24時間365日休みなく空を監視しています。レーダーサイトに設置してあるレーダーは3次元レーダーという目標の距離と高度を測定できるレーダーです。このレーダーサイトによって航空機・弾道ミサイルを補足し速度・移動方向などから、航空機であれば領空侵犯する可能性がある。ミサイルであれば領空を飛行・領土に着弾する恐れがあるという予測を行い必要に応じて対処します。もしも、領空侵犯・領土に着弾する可能性があった場合には航空自衛隊のF15・F2戦闘機が基地から出撃し目標へ向かいます。それと同時に高射隊と呼ばれる航空自衛隊の部隊がPAC-3(パトリオットミサイル)等で目標への攻撃準備を整えます。又、Jアラートも起動し国民に注意喚起します。

 

 

このようにして日本の空を守っています。実際にはもっと複雑な指揮系統があり弾道ミサイルなどの場合には海上自衛隊のイージス艦から迎撃ミサイルを発射するので情報を共有・連携して対処することになると思います。