暗視ゴーグルはなぜ暗闇でも見える?

映画などで夜の作戦を行う際、みんなゴーグルを着けて暗闇の中を進んでいるのを見る事がありますよね。あのゴーグルを着けると暗闇でも見えるから進んで行けるのはわかるのですが、なぜあのゴーグルを着けると暗闇でも見えるのでしょうか?

気になったので紹介したいと思います。

暗視ゴーグルの種類


暗視ゴーグルと一言でいっても様々な方法で暗闇の中を見ていますが、大きく「アクティブ方式」と「パッシブ方式」の2つがあります。ミサイルの誘導方式にもありますが暗視ゴーグルにもこの2つがあります。

アクティブ方式は人の目では見えない赤外線をライトの様に投射し、受像装置と呼ばれるものを通して見るとまるで照明を当てた様に暗闇でも見える事ができます。しかし、相手も同じ装置を持っているとこちらから照射した赤外線が見えてしまうという大きな欠点があるので現在では使われていません。相手から丸見えになってしまいますからね。

パッシブ方式は現在でも使われている方式で、少ない光を増幅して見える様にする方式です。増幅する元の少ない光とは自然に存在するものだと星の光がその光が物体に当たって反射してきた光を3万倍~5万倍にまで増幅し見えるようにします。この方式には1世代から3世代まであるのですが、現在一番最新の3世代では物体からの赤外線を使用するパッシブ赤外線方式というものもあります。又、この第三世代の暗視装置は非常に高性能なため生産国は輸出入を制限している事が多く、官公庁でしか使用が認められていないようです。

パッシブ赤外線方式はパッシブ方式の一種で物体から放出される赤外線を可視化する装置です。テレビなどでよく「サーモグラフィー」という熱いところが赤く、冷たいところが青く見えるようになる道具を見たことがあるかと思いますが、仕組みはあの装置と同じで赤や青など色付けがされずモノクロで表示され暗闇でも見えるようになります。この方式の暗視装置が現在では増えているようです。

 

ちなみに、ちゃんとした軍事用の暗視装置はとんでもない価格がするそうです…

まとめ


暗視装置には、自ら赤外線などの目には見えない光を照射して装置を通して見えるようにするアクティブ方式と、自然に存在するわずかな光を増幅させ見えるようにするか、物体が放つ赤外線を可視化するパッシブ方式のものがあり現在の主流はパッシブ方式となっている。又、パッシブ方式の暗視装置は輸出入制限が掛けられている場合がある。