ICBMとは?

ICBMとはInterContinental Ballistic Missile の略称で日本語では大陸間弾道ミサイルと呼ばれています。某北の国が開発・実験を繰り返しているミサイルみたいなものです。ミサイルというと小さい羽がついていて敵を追いかけまわすイメージがありますがICBMはロケットのようなもので目標は基本的に動かないものとなります。

そんなICBMについて書いてみたいと思います。

(画像元:http://parstoday.com)

ICBMについて


ICBMと呼ばれるミサイルには規定があり射程が5,500km以上の弾道ミサイルと定められています。5,500kmと決まっているのは理由がありアメリカ本土の北東国境とロシアの北西国境を結んだ最短距離が5,500kmだからだそうです。

発射場所は地上基地や潜水艦となります。地上基地の場合は場所は先制攻撃されないよう極秘になっています。潜水艦の場合は隠密に移動ができるため非常に有効でしょう。相手からしたら、いつどこから発射されるのかわからない非常に怖い存在となります。ですので、某北の国も潜水艦からのミサイル発射が成功したという情報が広まった時には緊張が高まったわけです。

ICBMの性能


ICBMはロケットのように高高度まで上昇するため非常に射程が広いです。約1,000~1,500kmの高度まで上昇できるミサイルでは射程が8,000~10,000kmまでに及びます。東京からアメリカのサンフランシスコまでが約8,000kmですので、この程度の距離ならば余裕で飛行できるわけです。

大陸間弾道ミサイルというと核弾頭というイメージが大きいですが、核弾頭を使っている理由の一つは、昔のICBMは着弾地点の精度の誤差が3km前後と大きかったためその誤差をカバーできるようにメガトン級の核弾頭を搭載していたためです。現在でも核弾頭は使われますが、精度が0.1km(100m)前後となっており弾頭もメガトン級からキロトン級に抑えられているようです。又、現在では複数の弾頭を積んだ弾頭であるMIRVと呼ばれるものがありこれは再突入時にそれぞれの弾頭が違う目標に向かって飛行するというものです。1つの大きな爆弾よりも小さな爆弾で複数個所を攻撃したほうが効率が良いそうです。

東京~サンフランシスコの距離を飛ばしても100mの範囲で着弾させられるというのは驚きですね。

 

ちなみに、ICBMのような長距離弾道ミサイルの最初はドイツのV2ロケットというもので1942年に世界で初めて宇宙空間に達した人工物だということです。それでも当時は192km先までしか飛ばなかったそうですので、技術の進歩はすごいですね。

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