防弾チョッキはなぜ弾を防げる?

防弾チョッキってご存知ですよね。

ドラマや映画などでも「念のため防弾チョッキを着ていけ」みたいなセリフがあったりします。防弾チョッキを実際に着たことがある人は少ないかと思いますが重みはありますが厚みは意外と薄いです。

そんな意外と薄い防弾チョッキはなぜ弾を防げるのか調べてみました。

 

防弾チョッキの素材と構造


超高速で飛んでくる金属製の弾丸をどのようにして防いでいるのでしょうか?

まずは素材を見てみます。素材は繊維を使った「ソフトアーマー」と呼ばれるものと、金属などでできた「トラウマプレート」という板を入れるタイプのものがあるようです。

繊維系の場合は使用される素材は「ケブラー繊維」が多いようです。ケブラー繊維はとても丈夫な繊維で同じ重量の鋼鉄と比べても5倍の強度を誇るとの事です。ケブラー繊維の次の素材として「超高分子量ポリエチレン繊維」という強そうな名前の素材が使われてきているようで、ケブラー繊維の欠点である水につけると劣化する、水に浮かばないという点が改善されています、その反面ケブラー繊維よりも熱に弱いようで溶けた繊維が皮膚に張り付いてしまうという事があり得ます。超高分子量ポリエチレン繊維の場合は加工法によってケブラー繊維のようにソフトアーマーとして使うだけでなく、プレス機で高圧に圧縮することによりトラウマプレートとして使用できるみたいです。

防弾チョッキの耐久度


例え防弾チョッキだとしても、対物ライフルのような弾を防ぐことはできません。防弾チョッキで防げるのはソフトアーマーで拳銃程度の弾くらいまでしか防げず、トラウマプレートを使用しても小銃(アサルトライフルなど)までが限界のようです。また、銃弾が当たった時は弾が身体まで達する事は防いでくれますが、着弾時の衝撃までは防げないので強烈な衝撃に痣や骨にヒビが入ったりとノーダメージでは済まない様です。

防弾チョッキのようなボディアーマーを着る理由は、直接的な銃弾から身を守る目的もありますが手榴弾や砲撃などから飛んでくる破片から保護する目的も多いため十分なのでしょう。仮に銃弾からしっかりと守る為のアーマーを作っても重すぎて上手く動かずに絶好の「的」になってしまうでしょう。アイアンマンスーツの様なものであれば話は別ですが…

防弾チョッキは買える?


いつどんな事があるかわからないから防弾チョッキが欲しいという方もいるかと思います。安心してください売ってます。(こんなお店見つけました)防弾チョッキは5万円など結構なお値段がするのですが防刃チョッキという刃物から身を守る為のものならば1万円位から売っています。日本であれば襲われる場合は銃よりも刃物の方が多いでしょうから防刃チョッキで十分かもしれませんね。