巡航ミサイルとは?普通のミサイルとの違い?

巡航ミサイルは対地攻撃・対艦攻撃に使われる長距離ミサイルです。

(画像引用元:http://higasinoko-tan.seesaa.net/article/136322804.html)

巡航ミサイルの概要


主に基地などの対地攻撃となるため、建物等が標的となります。ミサイルというと飛行機などから発射され敵飛行機を追尾し撃破する空対空ミサイルがイメージしやすいですが巡航ミサイルはそのようなことは行いません。

巡航ミサイルは基地からだけでなく様々なところから発射できます。地上はもちろん、水上の艦船から水中の潜水艦、飛んでいる航空機からも発射できるため発射地点を破壊され発射できなくなるという事態を避けることが可能です。

巡航ミサイルの特徴


一番の特徴は大きな翼があることでしょう。通常のミサイルですと小さな翼というよりも羽がついておりロケットエンジンの推進力で飛んでいきますが、巡航ミサイルの場合は通常の飛行機と同じようにジェットエンジンで推進力を得て翼で揚力を作り目標へ飛行していきます。そのため対空ミサイルのように速度は出ませんが長距離飛行でき数千kmも離れた遠距離の目標物への攻撃が可能となっています。

巡航ミサイルは遠距離への長時間飛行を行わなければならないため高度な飛行システムが搭載されておりとても高額です。有名な巡航ミサイルである「トマホーク」1発で1.5億円以上するといわれています。ですが航空機などが停留している敵の基地を破壊できると考えると安いという考え方もあるようです。

また、巡航ミサイルはジェットエンジンや飛行システムを搭載しているため非常に大型なため、弾頭も大型のものが使用でき攻撃範囲を広げることができ、核弾頭も搭載することが可能です。

巡航ミサイルの種類


巡航ミサイルといっても発射地点・目標物・速度によって分けることができます。

まず発射する地点がどのような場所かによって分けると4種類

  • 陸上発射型巡航ミサイル GLCM
  • 水上発射型巡航ミサイル SLCM
  • 潜水艦発射型巡航ミサイル SLCM
  • 空中発射型巡航ミサイル ALCM

攻撃する目標物によって分けると2種類

  • 対地巡航ミサイル LACM
  • 対艦巡航ミサイル ASCM

飛行速度によって分けると2種類

  • 亜音速巡航ミサイル
  • 超音速巡航ミサイル

(亜音速とは音速以下、超音速は音速よりもはやい速度です)

 

まとめ


巡航ミサイルとは飛行機のように遠距離まで飛べる対地攻撃用のミサイルで速度は遅いが射程は数千kmある。陸海空のすべてから発射でき弾頭には核弾頭も搭載できるミサイル。

ちなみに自衛隊は巡航ミサイルを保有していません。先制攻撃になり防衛のためではなくなってしまうとか色々とあるみたいです。